くらしのこと

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食料『直接』自給率アップ作戦

食料自給率は高い方がいい・・というのは、政治家も、ビジネスマンも、主婦も、子どもも、みんなが感じていることですが、政治の世界ではいろいろな駆け引きがあるようで、画期的な対策はなかなか実現しません。 制度、政策を待つかわりに、身近にあるスペースを利用して、自分たちで食べ物をつくってみてはどうでしょう。

作る量が増えれば、輸入作物を購入する量は自然と減り、だれかが「○○増産計画」を実現してくれるのを待たないでも、食糧自給率は上がっていきます。
見るだけの観葉植物のかわりに「食べられる」植物を植える。庭木を植える時には果樹を選ぶ。芝生の手入れに時間をさくかわりに、耕したり、野菜の苗を植えたりしてみる。
こんな工夫でおいしくたのしく食料を増産してみては?

とれたての作物はおいしく身体にいいのはもちろんのこと、季節ごとの変化を観察したり、手入れに気を配ったりするのは、脳や心の健康にもとても良いようです。

いいことばっかりの「食料『直接』自給率アップ作戦」、はじめてみませんか?
                                                                                                                                                                                                            

やってみた人:郊外の賃貸マンションにすむ主婦

感想: マンションの裏庭の空いているスペースに大家さんのご好意でちいさなサクランボの苗(ホームセンターで850円で購入)を植えさせてもらいました。 自家製生ゴミ堆肥を使って育てたところとても元気に成長し、10年たった今では毎年2kgほど収穫できるまでになりました。毛虫を捕殺したりする手間はありますが、有機農業のたいへんさを体験することができ、家族全員の「学ぶ場」にもなっています。



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